KESUGOMU


消しゴム、ではないです。【KESUGOMU】。
2003年のカドケシ発売以来巻き起こっていた「新しい消しゴム戦争」。カドがいっぱいある、フチを使う二枚刃・三枚刃で消す、などなど様々な方法論で消すという行為を各メーカーともに突き詰めてきたのですが、そこにとうとう投入された最終兵器です。なにがどう最終兵器かというと。

ついに消し方とか材質とかそういう具体的な話ではなく、概念を持ち込みました。正面から見た形が「消」。
そりゃあ消えるはずですよ。「消」って字なんだから。…なんだその言霊兵器みたいなやつ。
なんか大戦末期のドイツ軍がオカルトな奇想天外系兵器開発してたとか、そういう胡散臭い話に近いですね。

ところで2008年のISOT、SEEDブースで発表されたばかりのKESUGOMUを見ながらSEED営業さんと話をしてまして。
きだて「消すゴム、イイですね。もう何を消したいのか分からなくなってる感じで」
SEED「誉めてないですねー。ネタ消しゴムとしてはなかなか面白いのが出来たと思ってるんですけど」
きだて「いや、これは楽しくてイイですよ。ところでまさかとは思うんですが、これ『カドがいっぱいで消しやすい』とか言って実用アピールして売らないでしょうね」
SEED「ははははは。そんなまさか。ははは。馬鹿なことを。はははは」
きだて「ですよねー。ネタ消しゴムですもんねー」

で、発売後のPOPがこれ。

ははは、青帯に白抜きでなんか書いてやがりますね。ははは。やりやがったな。ははは。

 

入手時期:2008年10月

価格:158円

生産国:日本

販売元:SEED



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