MONOPOLY Pinball Game Pen

玩具付きペンが常に抱える命題として「これは文具なのか玩具なのか?」という疑問があります。
この問題に関しては、だいたいの局面においてペン側の「とりあえず全体的にペンっぽい棒の形してるし、なにより一番先端にペンが付いてる以上は文具だろう」という形状優位説および先端優位説が採用されることが多いです。正しいかどうかは別として。

しかし、これはどうよ。ペン、かなり危なくないか? 結構ギリギリじゃないか?
日本でもお馴染みのボードゲーム『MONOPOLY』の盤面をモデル(版権取ってます)にしたピンボールゲームがペンにくっついてます。このサイズで。

ペンというよりはむしろ卓球ラケットの方が近親種なんじゃねえかという勢いですが、でかいだけあって、中身はキチンとピンボールゲームです。
下のリリースバーを引いて離すとバネで玉が打ち出されますので、あとは左右のフリッパーボタンで黒い三角のフリッパーを動かして玉をはじいて盤上のポイント穴を狙う、という流れになっています。
フリッパーと連動してオレンジ/黄色のケージが高速回転するので、なかなか思うように穴を狙えないのもスリリング。たのしいー。

…と言いたいところなんですが、ちょっと問題発生。遊んでいる最中、小さな玉が静電気によるものか盤面にピタとくっついてしまい、まったく転がりも動きもしない困った状況に陥ることが多々ありました。
振っても逆さにしても動きゃしねえ。これはかなりストレスたまります。もうちょっと盤面と玉を大きくすればマシだったんでしょうか。
そしてますます危うくなるペンの優位性。

 

入手時期:2006年1月

価格:$5.89

生産国:中国

販売元:Stylus



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