猫にゃん孫の手ペン
高畑@文具王からのいただきものです。ところで『にゃん』という単語を目にするのは5年ぶりぐらいでしょうか。日常会話で使わないもんなぁ『にゃん』って。しかもあろうことか、こんな単語を使って文具の説明を書く羽目に陥るとは。
昔、【猫にゃん棒】という玩具がありまして、要はマジックハンドのアーム部分が猫の前肢になっていて、手元でレバーを操作するとこの前肢が猫招きの要領でクックッと動くというだけの、なんともたわいのない代物でした。で、これは系譜で行くとその異母弟の元彼女ぐらいにあたるペンです。
猫手の関節を指で押してやると、爪がニュと飛び出してくるギミックつき。さらに、ペン先の根本を伸ばして90度ひねると、爪が出た体勢で固定されるようになっています。…つまりは孫の手として使えってことなんでしょうね。おそらく。他にこれの使い道なんて思いつかないし。
ペン軸と猫手はフェルト素材、肉球はゴム製。フェルトの手触りはあまり猫っぽくないんですが、この肉球がなかなかリアル気味な感触で、制作側の微妙なこだわりを感じます。もう少し別にこだわる部分もあっただろうにね。
入手時期:2001年11月
価格:いただきもの
生産国:不明
販売元:不明