Clever Cleaver

替え芯主婦わっしーさんから「きだてさん、テレビでさっき“まな板と包丁が一体化したハサミ”ってのが出てたんですけど、知ってました?」という衝撃的なメールをいただきました。
「え、なにそれ知らん知らん何すかその超ソソるアイテムは!?」と返事したところ、あちらで丁寧に調査していただきまして、品名が判明。それがこの【Clever Cleaver】(クレバークリーバー)です。

なるほど、確かにハサミとまな板が一体化。ハサミの静刃がまな板、動刃が包丁になってます。ハサミというのは刃と刃の摺り合わせでモノを切るのが本来なので、正確に言うとこれはハサミじゃないのかもしれませんが、その辺あまり厳密なことを言っても仕方ないのでスルーです。っつかそれ以前に文具サイトなのに調理器具紹介してますが、それもスルーの方向で。堅いこと言いっこなしで。

切り方としては、まず切りたいモノをまな板の上にのせて、ハンドルを握ると包丁がサクリ、と切り落としてくれます。
刃の交点ワンポイントでしか切れないハサミと違い、刃の当たったところからずーっと切れていくのが確かに包丁の切れ味。
でも手に持ってるのはハサミ。なかなか混乱させてくれる新感覚の切り味です。これは面白いなあ。

先にも言ったとおり切れるポイントが小さいため、ハサミで径の太いモノを潰さずに切るのは難しいんですが、これなら簡単に切れて切り口も綺麗。調理ハサミとしては理想的と言えましょう。

切れ味も、刃を押し引きできない割にはスパスパいく感じ。
撮影の時間があまり取れなかったので試せませんでしたが、取説写真ではアボカドを種ごとズッパリいってましたよ。さすがはドイツ・ゾリンゲン製と誇らしげに謳ってるだけはあります。
ハンドル部分にワンドールっぽいマークが入っているので「ヘンケルス?」と一瞬騙されかけましたが、よく見ればコック帽に中華包丁を装備したあからさまなバッタもん。この手のオモシロアイテムはこうでなくっちゃ、と思わず嬉しくなってしまいますね。


抜群の偽物っぽさ

 

入手時期:2007年2月

価格:2190円

生産国:アメリカ

販売元:ヒルトップ



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