Melody Ruler

オークションで購入したバカ定規です。

…ええこれは明らかにバカ物件です。だって定規にキーボードついてるもん。普通の定規には、電源ON/OFFもキーボードもスピーカーもプレイバック機能も付いてないもん。それぐらいは、おポンチなイロブン野郎でも知ってるもん。

パッケージに書いてある正式名称は【RULER RECORDING ORGAN WITH MAGNIFYING GLASS AND COMPASS】…って長いな。適当に訳すと【録音できるオルガン付き定規の虫眼鏡とコンパス添えシェフの気まぐれソース】というところでしょうか。適当すぎましたか。さすがにこれだけ長い品名は左の一覧に載せきれないので、勝手にそれっぽく銘々しておきました。また適当です。

パッと見た瞬間から、とにかく2オクターブの鍵盤部分が異様です。確かに私も「定規の中央の“目盛りが刻んでない部分”は無駄だスペースだし、何か良い使い道はないものかなぁ」と考えたことはあります。しかし、だからといって鍵盤はどうよ。間違ってない?

ゴム製の安物臭いタッチキーボード(たぶん乾燥するとヒビ割れる)をぽにょぽにょと押すと、いちおう電子オルガン風の音が出ます。ただし、2鍵以上の同時発音が出来ないので、和音は不可。あと、押してから音が鳴るまでにコンマ何秒かのスが入ります。どうにもICの性能に時代を感じますね。20年前の学研の学習に付いてた付録電子オルガンと同じテイストですよ。

正式名称にも入ってる録音機能ですが、鍵盤横のレコードボタンを押して適当に演奏した後、プレイバックボタンで再生が可能になってます。他にもオートデモ機能による自動演奏があったり(曲名不詳)と、地味に機能は盛り込んであります。

…っつか、そんな処に気を遣うヒマがあったら、鍵盤と定規との相性についてじっくり考えてみるべきではなかったのか。

入手時期:2004年2月

価格:オークション価格

生産国:不明

販売元:不明



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