iPen

…いやぁ、本気で驚きました。たかだか1本のペンが、
1人の男をここまで不審人物に変えてしまうとは。

こんなサイトをやってる以上、馬鹿ボールペンの危険性・非日常性についてはある程度の認識もあったんですが、それにしたって、あまりにも不審。どれぐらい不審かというと、道行く人々が、恐ろしいほどの高確率で、私の方をじろじろと眺めていくわけですよ。あまつさえ「今回だけは見逃してやるけど、次は確実に通報な」みたいな表情で睨まれたりで、もう大変。不審すぎ。

そりゃ、うろうろ歩いては急に立ち止まり、胸ポケからボールペンを取り出してスチャッと構えて、何やら覗き込んだり変なトコロを押したりしてた私も悪いんですが。めそめそ。

というわけで、今回のブツはデジカメ付きボールペンです。

ナオミさんが手にしてる方が前面で、大きな丸穴がレンズになってます。で、右の写真が裏面。上から順に、ファインダー(っつか単に素通しの穴)/モード表示用液晶/モードセレクタ/シャッターボタン、ということになっています。

モードはVGA(640×480)とQVGA(320×240)の2種類で、それぞれ内蔵8MBメモリに200枚/500枚ほど写せるようになってます。あと、USBでパソコンに接続して(横穴がUSBジャック)WEBカメラにするモードも用意されてます。さらに10秒セルフタイマーもついてます。電源は単四×1本なので、万が一のバッテリー切れにも、近くのコンビニで即対応可。ついでに、何につけても大らかなアメリカ製だけあって、日本産デジカメのように『隠し撮り対策の強制シャッター音』というような下世話なものは用意されていません。デフォで無音です。スパイになりたいアナタにも、潜入捜査中のサイレント撮影に好適。

さて。そろそろツッコんでおきましょうか。

「で、マジで何に使うん?」

ごもっとも。私も、買ったは良いが使い道に困っておるのですよ。¥17,800という、ペンにしてもこのランクのデジカメにしても結構なお値段なので、ああ馬鹿馬鹿しかったね。じゃ、ポイ」というワケにもいかず、途購入以来、方に暮れてる毎日。まさか本気で盗撮とかするワケにもいきませんしねぇ。とほほほ。

仕方なく、iPen片手に散歩に出てみました。→『iPenとおさんぽ』
(無補正VGAサイズ。ちょっと重いかも)
…いやぁ、本気で驚きました(冒頭に戻る)

入手時期:2003年11月

価格:17800円

生産国:中国

販売元:PRETEC



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