耳書き

吉本興業とタカラが共同で作った『よしもと楽笑生活』なる生活雑貨ブランドから発売された、「耳かきとボールペンの夢のコラボレーション」(パッケージより)耳かき付きボールペン【耳書き】だそうです。クリップ軸を右に回すとボールペン、左に回せば耳かきが出てきます。はぁそうですか。

ちなみにこの『よしもと楽笑生活』からは、他にも、くしと物差しが一つになった【くしさし】とか、フィギアヘッドに赤色回転灯が付いてるだけの【働くボールペン】とか、なんかそんな感じで出てるです。ふーん。

…すいません、やる気無しオーラ全開で。この商品展開のセンスの無さやパクリ御免な雰囲気から考えるに、おそらくタカラ内でこのシリーズ担当しているのは、世紀の駄作【OH! NOTE】作った部署だと思うんですよ。あのイタダキ野郎どもがまた文具と他人のアイデアで小銭稼ごうとウロウロしてやがると思うと、私としては、その時点で完全にやる気レスですよ。コイツのネタ元も高畑@文具王のこれだったりするんじゃないかと。疑わしいもんですよ。で、ちょっとヒネって、右に回すと…のシャーボなギミックを導入したのはよろしいんですが、
どうせならマトモに稼動するように作れよ、と。

これはたぶん工場側の精度の悪さが原因なんでしょうが、耳かきとボールペンを交互に出し入れしてると、だいたい10回に6回の割合で、耳かきとペン先が両方出たまんまの格好で詰まります。ものすごく駄目な感じ。すわ不良品かと思いきや、2本試した2本ともがそうでした。すごく駄目。

他にも「耳かきが短すぎて、耳の奥まで届きません」とか、「それじゃぁ、ってんでクリップ軸をノックするとわずかに耳かきが伸びますが、その直後は出口付近でペン先と詰まる確率がほぼ100%です」とか、野暮を承知で言いたいことはまだまだあるんですが…えーと、全部言ってたら行数がえらいことになるな。えーと、要約して言うと、えーと、
じゃ、ペッ!ってことで。

入手時期:2003年8月

価格:780円

生産国:日本

販売元:タカラ



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