エアーペン

なんと驚くべき事に、付属のポンプで空気を入れて膨らませることによって使用可能になるという、えー、まぁ、あの、馬鹿なペン。

基本的には『軽い』『手に優しくフィット』『省収納スペース』ってのが売りなんですね。

『軽い』に関しては文句無し。ビニール素材のガワに申し訳程度のペンレフィルと、あとは単なる空気ですから。少なくとも、サイズ比重量で考えれば、現時点では世界最軽量でしょう。

『手に優しくフィット』も良し。シリコンゴムやエアクッションでペン軸の握り部分を巻いた製品は、大手文具メーカーからそれこそ山のように出てますが、コイツはなんせ軸全体がエアクッションです。既製品など問題になりません。流線型ボディの握りにくさ(空気を入れる袋構造なので仕方ない)を緩和するために、ちゃんと握り部分に滑り止めのシボを入れたりという心遣いも嬉しいです。

最後の『省収納スペース』は、要するに「使わないときは空気を抜いて二つ折りにしてね。薄くして胸ポケットにもスムースインよ」ってことなんですが。…ポンプは? いや、別に直接口をつけて空気を吹き込んでもいいんですが、それもなんか悲しいし。他人に貸す時もあまり良い気分じゃないし。ポンプはセットで常時携帯するのがデフォだと思うんですが…邪魔だよなぁポンプ。

入手時期:2001年12月

価格:500円

生産国:ドイツ

販売元:アドバンチュア

 



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