みゃくとる

私の持論『ボールペンなんにでもツく論』の正しさを証明するために生まれてきたかのような素晴らしいペン。なんと脈拍計つきボールペンです。何が素晴らしいかといって、ボールペンと脈拍計を一緒にしていったい誰が得をするのかさっぱり判らない辺りが素晴らしい。付加価値系イロブンかくあるべし、といったところでしょうか。「こんなものにニーズがあるのか? あるならどの辺だ?」などと色々と想像させてくれるフトコロの深さが堪りません。

さて、脈拍計の使い方ですが、軸の中心にある高感度フォトセンサに指先を押し当てると、ほぼ瞬時に現在の脈拍を測定し、液晶部に表示してくれます。ほほう、なんか妙にハイテクですな。このフォトセンサって、おそらく『耳で測る体温計』にも使われている焦電センサ(赤外線を検出する)と同じようなものだと思うんですが、そんな技術を使っておきながらも、名前は『みゃくとる』。10回繰り返して言ったら全身の筋肉が脱力しすぎて痙攣おこしそうなネーミングです。脱力と技術力の間に生まれた愛の結晶。みゃくとる。

入手時期:2001年9月

価格:オークション価格

生産国:日本

販売元:ジャルコ



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