たまごっちステーショナリー

第一次たまごっちブーム(と呼んでいいのか)が終わったあと「夢の島の拡張埋め立て工事の土台は、ブーム終了後に大量に余ったたまごっち」みたいな負け話を各方面から聞かされ続けていたので、一昨年ぐらいからまた新たにたまごっちブームが来てると言われても、正直なところ「その敗者復活、早すぎねぇ?」といった感じです。

第一次ブームの頃はたまこごっち本体とその育て性が主に注目されていたんですが、今回のブームでは本体そのものよりもむしろ中で育つキャラクターを押していこうとしているようで、学童向け雑誌の表紙を飾ったり様々なキャラグッズが出たりと、中の生き物も相当に働かされて大変なようです。消しゴムに寄生したりという奇行も働き過ぎのストレス由来だと思えば納得。

で、これらもそのキャラグッズの一つ。スーパー・コンビニ売りの食玩として出ておりました、プラモ型組み立て式のステーショナリーアイテム4種。たまごっちのキャラクターが学校内でそれぞれ何かやってる、という見立てをとってます。

・実験中まめっちのスタンプセット
理科の実験をするまめっち。試験管の底がまめっちの表情スタンプ、薬瓶の乗った実験台が朱肉台になっています。この試験管の中では次々にたまごっち生物が育っているのでしょうか。地球SOS。

 

・芸術中ふらわっちのものさしセット
芸術中という言葉の意味がわかりませんが、まぁ何か芸術をしてるんでしょう。背景は三角定規の組み合わせ、誇らしげな顔でボディペインティングを施されている謎のキャンバス生物はクリップになっています。ちゃんと背景を見て描いた絵になっているのが細かい。

 

・とび箱中めめっちのエンボスパンチ
芸術中という抽象表現の次は、なぜか具体的に“とび箱中”ときました。この跳び箱自体がエンボスパンチになっていまして、1段目と2段目の間に紙を挟み込んで上から押すと、音符型たまごっち生物のエンボスが。3段目は小物入れになってます。

 

・給食当番中くちぱっちのクリップセット
お皿型クリアクリップセットとお鍋型小物入れのセット。小物入れといっても「付属の細長いシールを丸めて入れておけ」という指示通り以外の使い道は思いつきませんが。

 

さらに全種類、台座がメモ帳入りの引き出しになっています。ステーショナリーセットを謳ってるんだから、メモ帳にプラスして書くものを付けておいてくれると嬉しかったんですけども。

それにしたって、昔のウネウネしただけのドットキャラから比較すると、格段に可愛く扱って貰えてますね、たまごっちキャラ。良かったなぁ君ら。過剰に働かされているのは昔から変わってませんが。

 

入手時期:2006年12月

価格:300円

生産国:中国

販売元:バンダイ



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