BATTLESHIP PEN


きだて家では毎月一回、友人を招いてボードゲーム(モノポリーとかああいうヤツ)をする会を催しております。
で、つい先日その席での、友人ボードゲーマーSさんとの会話。

き「だからね、たとえば海戦ゲームがペンに付いてたりすると、子供が手軽に学校で遊べるワケですよ」
S「ははははは」
き「えーとね、現物はこれなんですけども」
S「…本当にあるの!?!?」

本当にあるんだから、油断は出来ません。

ちなみに正確には海戦ゲームではなくて、【BATTLESHIP】(日本ではレーダー作戦ゲームという名前で発売されていたもの)の方ですが、とにかくそういうものがペンに付いてるというかズシリとノシ掛かっているというか。シャレ抜きで戦艦級の重量感です。

まずは対戦相手とペンを握りあって向き合います。

で、ペン軸(と呼んでよいのやら)の中ほどからボードをばくりと持ち上げ、ボードのフタにあたる目隠し兼相手マーカーを立ち上げれば準備は完了。あとはルールに従ってお互いに戦艦と巡洋艦をセットして、プレイ開始です。

盤面は標準より小さくA1からF6までの36マス。船も戦艦と巡洋艦の2隻だけの小スケール戦ですが、こんなペンの上でちまちまと船を動かしたり水しぶきマーカー挿している内に、結構入れ込んで遊んでしまいます。意外とアツいぜコレ。

難点は、“二人で向かい合わせに一本のペンを握りあって「アタリー」とか「チンボツー」と叫ぶ”プレイスタイルがあまりにもエキセントリックすぎて、ゲームが終わる頃にはコメカミがズキズキと変な痛み方をしてくることです。もういっそ俺達も一緒に沈んじゃえぐらいの厭世感。遊んでいる最中がアツいだけに、後が辛い。

〈2012年追記〉
いやー、まさかのハズブロ(米国の玩具メーカー。海戦ゲームの発売元)による『BATTLESHIP』映画化。驚きましたね。どうせなら特別前売券としてこのペンを付録につけた券を作れば良かったのに。原作ペンつき前売券って意味分からなすぎですけど。

 

入手時期:2006年1月

価格:$5.89

生産国:中国

販売元:Stylus



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