サイバーショット

TOMYパワーペンシリーズの一つ。シリーズ中でも一、二を争う馬鹿味の濃さが素晴らしいペンです。

何が馬鹿味かというと、ペンが光線銃に変形しまして、これで撃ち合いが出来るという……。うわ本気で馬鹿ですよ。風味とかそんなレベルじゃなくて、真性のヤツですよ。もしも遊んでいる最中にフと「なんでボールペンで撃ち合いしてんだよ俺ら」とか考えてしまったら、その後の人生が少しヤバいことになりそうなぐらいに真性。ま、さすがに、パッケージに『小型だから、どこでもさりげなくシューティングゲームができるぞ!』と誇らしげに書いてあるのは、何かのシャレだと思うんですが。こんなもんで、さりげなくシューティングされてもなぁ。

システムは、『赤外線でお互いを撃ち合い、3回ヒットされたら死』という、この手の光線銃ゲームではデフォルトなルール。一回ヒットされるたびに手元のランプ(青→黄→赤/死)とビープ音でダメージを表してくれます。TOMYは似た名前の本格的な光線銃キットも出してますので、この辺はお手の物ですね。素に戻ることなく遊べるなら、なかなかに良く出来ていて楽しいです。

あ、問題な機能がひとつ。いや、TOMYさんサイドとしては親切心でつけた機能だと言われると思うんですが。ないしは光線銃玩具のノウハウの粋なのかもしれませんが。…このペン、撃たれてダメージを受けてもビープ音の鳴らない、サイレントモードが存在しやがるんですよ。授業中でもOK、みたいな。

…本気で『どこでもさりげなくシューティング』させたかったのかTOMY(慄然)

入手時期:2003年7月

価格:オークション価格

生産国:中国

販売元:TOMY

現在ダメージレベル黄。あと一回撃たれるとゲームオーバー。
軸後端のスライダはON/OFF/消音ONのスイッチ。



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