お茶犬 ぶんぐのお家
アップダウンの激しい“癒し系・和み系キャラ商売”の中でも比較的コンスタントに成績を出し続けている、セガトイズの『お茶犬(おちゃけん)』シリーズ。玩具展開メインだったので、飽きの早い大人を相手にせず最初から子供だけできたというのが勝利ポイントっぽいですが、今回はまた子供受けするオママゴトハウスに文具をセットしたアイテムです。そういやこんなのもありましたっけか。
お茶犬シリーズはこのオママゴトハウスがなかなか良く出来ていまして、階段箪笥を開くとお茶犬たちの家になっている『階段たんすのお茶犬寮』なんて大ヒット商品もありましたが、コレは見た目は普通に茅葺き屋根の古民家テイスト。パカリと開くと二階建ての和風ハウスにお茶犬一匹とお茶猫二匹、隠れた7種の文具がスタンバイです。
さて、ではその隠れたヒミツ文具部分を主人公?の緑茶犬リョクに解き明かしていってもらおうかと思ったんですが、アニメ版ではこの犬も猫も一切喋らない。せいぜいが甲高い声で「アンッアン」と鳴くどまりで、物語の進行も完全にナレーションのお姉さん任せです。耳が茶葉とかになってるくせに、そんなところだけリアルなのかお茶犬。
ちなみにこのナレーションお姉さんは、クロード・チアリの娘のクリステル・チアリ。なかなか甘いお姉さんボイスで、個人的にかなり好きです。
| 「アンッアン」 「あらあら早速リョクがなにか見つけたみたい」 「アンッアン」 「わぁ、階段たんすを引っ張ったら中からカラーマーカーが出てきたわ」 「アンッアン」 「もうリョクったら。そんなに勢いよく吼えるから、死体でも見つけたのかと思っちゃったじゃないの」 「アン?」 |
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| 「アンッアン」 「丸障子を開けたら…あらまぁこんなところにハサミが刺さってるのね」 「アンッアン」 「ちゃんと刃が金属製だから、この手の玩具文具のなかではかなり切れ味はいい方みたい」 「アンッアン」 「障子にうっすらと映る凶器の影…って、なんだか横溝正史テイストね、リョク?」 「アン」 |
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| 「アンッアン」 「今度はどこかしら。壁かしら?」 「アンッアン」 「まぁ、壁かと思ったら、お茶犬たちの絵が入った三角定規だったのね」 「アンッアン」 「まぁ、絵かと思ったら、お茶犬たちの死体を壁に塗り込めた跡が浮かび上がっているのね」 「アンアン」 「ニャー」 |
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| 「アンッアン」 「今度はリョクの大好きなお昼寝ポイント、縁側ね」 「アンッアン」 「そりゃあ、自分がいつもお昼寝している下に死体が転がっていたら嬉しくないよね、リョク?」 「アンッアンッアンッ」 「じゃあ見てみましょうよっこいしょ。…あら残念、縁の下になにかあるんじゃなくて、縁板自体が定規になっていたんだー」 「アンッアン」 |
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| 「アンッアン」 「次はお外にひみつがあるのね」 「アンッアン」 「まぁ、死体をくくりつけた水車かと思ったらテープディスペンサだったのね」 「アンッアン」 「ところで水車と言えば、金田一耕助は古谷一行がいちばんハマってると思うんだけど、どう?」 「アンアン?」 「鶴太郎は無いわよ」 |
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| 「アンッアン」 「意外なところに意外な秘密が隠れていたわね」 「アンッアン」 「リョクとサクラ(さくら茶猫)の座布団の下に、殺人予告状に押すためのスタンプが仕込んであるなんて、なかなかやるわね」 「ニャー」 「殺人予告状以外にも押せる、ですって? もう、サクラってば、スタンプに他にどんな使い道があるのかしら」 「フー」 |
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| 「アンッアン」 「今度はお二階にいってみようね」 「アンッアン」 「すごーい。このたんす、ちゃんと開け閉めが出来て、小物や凶器やバラバラ死体が収納できるようになっているのね」 「アンッアン」 「小物入れを文具と主張するのはちょっと辛いかな。やっぱり死体の隠し場所として」 「アンッアンッアンアンッ」 「あ、いたいよリョク何するの」 |
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| 「ニャー」 「文具じゃないけど、二階の床板をあけると、さらに大きな収納スペースがありましたー」 「ニャー」 「これならバラバラにしなくても死体がいっぱい入るわねー」 「ニャー」 「ソー(そば茶猫)もこんな広いところに埋めてもらえたら喜ぶわよねー」 「…ニャー」 |
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